内容説明
欧米文化に深く浸透し、現代でもさまざまな影響を持つギリシャ神話の世界。浮気者の最高神ゼウス、荒ぶる海神ポセイドン、完全武装で生まれてきたアテネ、英雄ペルセウスやヘラクレスの冒険、古代ギリシャを二分したトロイア戦争など、壮大で豊かなギリシャ神話の世界が面白いほどよくわかる。
目次
第1章 神話世界とオリンポスの神々
第2章 天地創造と神々の壮絶な戦い
第3章 神々が織りなす魅惑の物語
第4章 英雄たちの大いなる冒険
第5章 王家の悲劇とトロイア戦争
第6章 愛と悲恋と星のドラマ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シグシグ
2
複雑に入り組んだ神話の世界が少しは頭の中で整理出来ました。それにしても、ほとんどが色恋沙汰で揉めているってのがわかる。愛情・友情・裏切・妬み・僻み・嫉妬など全ての感情がもとが土台で物語が始まる。本来の人間の生き方ってこんな感じなのかもと思った。だが、恨みを買ってしまって、その代償が娘や息子にいってしまうのは悲しすぎる。日本でも神話から引用された名前が多く見られるので、元の名前を知っていると結構楽しめた。次は北欧神話を読み始めようかな。2011/01/30
uka
1
各神々の象徴なども載っているし、さらっと上手にまとまっていて、何度か繰り返し読んでいる。 ただ、こういうまとめ系の本は編著者が「~研究会」とかになってしまっているので、信憑性はどうなのかと疑ってしまうこともある・・・。(一応ちゃんと参考文献は載っているのですが)
こぐさん
1
安売りされていたので購入。世界の神話とか知っているようで案外知らないもんだな~って思いました。ゼウスさんがジュピターだったのね・・・恥ずかしい・・・しかし嫉妬や裏切りとか血なまぐさいことだらけの神話の世界。人間が作り出した偶像なんだなって改めて思いました。北欧神話インド神話と並んで面白い世界観です。2013/07/15
v&b
1
良書でした。読みやすく入門書として相当優れている気が。鍛冶と火の神ヘパイストスと、伝令の神ヘルメスに興味がわきました。竹書房さんで同シリーズあれば読みたひ。2011/10/12
三千
0
昔からギリシャ神話は好きだったけど、これを読むまで幾つか混乱して覚えてたという発見が出来た。2017/03/01