内容説明
クランツ将軍にLJとソフィアを人質に取られ、スキュラを取り戻そうと躍起になるリンカーン。そんな兄に対しマイケルは、スキュラは将軍には渡さない、と真っ向から反論。ついで、亡くなったはずの母親クリスティーナがカンパニーの工作員として今も生きているという衝撃の事実を告げる。クリスティーナのアジトを突き止めたリンカーンは、スキュラを横取りした張本人は母親だと確信。23年ぶりに彼女と再会を果たす。後2日あれば、全てのカタをつけ、皆が自由の身になれると訴えるクリスティーナ。クランツと彼女の間で揺れ動くリンカーンをよそに、マイケルはスキュラ奪還の計画を練る。一方、クリスティーナの裏切りを知ったクランツは…。スキュラをめぐり、対立するマイケルとリンカーン。兄弟の絆を引き裂く、邪悪な母の策略。そして、巨大な陰謀に翻弄された者たちの運命は…?怒涛のタイムリミット・サスペンス、ついにフィナーレ。
著者等紹介
小島由記子[コジマユキコ]
翻訳家・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。