竹書房文庫
黒い本〈2〉―「超」怖い物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812436301
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0176

内容説明

女子高生・三瀬麻央のケータイに、ある日1通のメールが届く。差出人は井之妖彦。『黒い本』という小説を書いたホラー作家で、麻央は以前、彼にファンレターを送ったことがあった。メールにはそのお礼と称する短編小説が綴られ、こんなメッセージがそえられていた―「あなたにだけ特別に新作を配信いたします。ただし、くれぐれも他の人たちには見せないでください…」。だが、話のプレゼントは一通では終わらなかった。次々と届く悪趣味な話は次第に不気味さを増し、麻央はあまりの恐怖に井之の忠告を破って彼氏の達也に見せてしまう。すべての悪夢はそこから始まった…。

著者等紹介

飯野文彦[イイノフミヒコ]
1961年山梨県生まれ。早稲田大学卒業。1984年『新作ゴジラ』ノベライズでデビュー。以後ゲーム、アニメ等のノベライズ作品を多数手がける。最近は『異形コレクション』シリーズ等に独自色の強いホラー作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青葉麒麟

17
そんなに怖くない。ちょいちょいあるエログロもなんだか中途半端だし。メール配信→恐怖体験読む→若干パニックのパターンばっかりで飽きました。まぁ、そんな感じでした。2017/01/13

キー

13
ホラー系連作短編集。2008年作品。 前作ラストで別世界へと消えた作者の分身である作家が、ある女子高生にメールで送りつける不気味な物語の内容が、小説中小説として書かれています。 これは、元々の発表が携帯サイト、ということもあり、読者が巻き込まれるような感覚を狙ったのでしょうね。 前作にあったコズミック・ホラー要素は今作では無し。 一応はバラエティに富んだ内容ではありますが、以前に読んだこの作家さんの作品と同様の人体破壊描写やらバイオレンス寄りのエロスを感じさせるものが数篇あるのは良かったですね。2019/04/17

☆kubo

13
前巻に引き続き恐怖新聞状態で、今回はメールで送られてくる物語を読まされる。怖いというよりエログロの印象。主人公が女性だからか?2015/05/13

捨拾(すてろう)

2
一作目が、そこそこ面白かったので、続編を手に取るも、エログロロリ成分が強すぎて不快であった。 最後の書き合いの内容も、よく分からなかった。2018/11/28

むむ

2
1作目の方が良かったです。 思ったのは良い紙使ってるな-!!ぐらいです。笑

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