内容説明
“狩り”の旅の過程で数々の困難をくぐり抜けるうちに、サムとディーン兄弟の結束はますます強まっていた。そんな中、シカゴで密室殺人事件が立て続けに発生。新聞記事を読んで悪霊の関与を疑った二人はただちに現地入りして調査を開始する。現場のアパートには凶器も指紋も何一つ残されておらず、ただ楕円とＺの文字を組み合わせた奇妙な印が見つかっただけだった。さらなる手がかりを求めて被害者が働いていたバーを訪れたサムは、ヒッチハイカーのメグと三度目の再会を果たす。度重なる偶然の一致にサムは不審を覚えるが、それは兄弟を待つ恐るべき出来事の序章に過ぎなかった…。父親の行方は、そして母親の命を奪った悪魔の正体とは？超常現象スリラー、戦慄のクライマックス。
著者等紹介
佐野晶［サノアキラ］
１９６４年、東京都中野区生まれ。大学卒業後、七年の会社勤めを経て、フリーライターとして主に映画関係の著作に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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