内容説明
543名もの犠牲者を出した凄惨なフェリー爆破事件を捜査中のダグ・カーリンは、事件の手がかりを握る美しい女性の遺体と対面した瞬間、強烈な“デジャヴ(既視感)”に襲われた―「私は、彼女を知っている…」。クレアというその女性に、ダグはこれまで会ったことはない。それにも関わらず、彼女の部屋にはなぜかダグの痕跡が残されていた。指紋、血痕、留守電のメッセージ、そして冷蔵庫に記されたメッセージ…「彼女を救え!」やがてダグは爆破事件の特別捜査本部に招集され、驚くべき事実を知ることとなる。「もしもデジャヴが過去からの警告だとしたら」―大胆かつドラマティックな解釈で描くサスペンス・ミステリー。
著者等紹介
石田享[イシダススム]
1954年11月2日、大阪生まれ。国際基督教大学卒。学習参考書の企画・編集・執筆、予備校講師、某有力時事週刊誌の翻訳チェッカーなどを経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はせこー
2
一番好きな映画の書籍。2013/06/03
ヒトマ
0
2006年に公開された同名映画のノベライズ。文量は少なくて2時間半くらいで読める。タイムトリープもので、過去に遡って事件の発生を阻止するという意味では「僕街」とかなり似てる。この手の話は伏線回収の為に凝ったプロットが必要だけど、この作品も上手く描いている。でも作品全体のノリはハリウッド映画によくある大仰なカーチェイスと爆発で盛り上げようとするベタなクライムアクションで、新鮮味が無かった。タイムトリープに関わる技術も現実離れし過ぎていて白けるし。わざわざ原作映画を見ようとは思えなかった。2015/03/11
azz3535
0
72008/05/19
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