出版社内容情報
子爵令嬢のミシェルは、実の父に借金のために売られてしまう。
奉公先は『戦場の悪夢』と呼ばれるシュヴァルツ・ガスターギュ将軍邸だった。
心を込めて料理を作り、仕事から帰る彼を出迎える日々。
やがて強面で粗野、しきたりに囚われない彼の優しさがミシェルの生きる糧になっていき――。
「痛い時は痛いと言ってくれ。ミシェルの心に添えるよう」
虐げられ令嬢が最凶のご主人様のもとで掴む、幸福な日々のはじまり。
内容説明
子爵令嬢のミシェルは、実の父の借金のために売られてしまう。奉公先は『戦場の悪夢』と呼ばれるシュヴァルツ・ガスターギュ将軍邸だった。心を込めて料理を作り、仕事から帰る彼を出迎える日々。やがて強面で粗野、しきたりに囚われない彼の優しさがミシェルの生きる糧になっていき―。「痛い時は痛いと言ってくれ。ミシェルの心に添えるよう」虐げられ令嬢が最凶のご主人様のもとで掴む、幸福な日々のはじまり。
著者等紹介
灯倉日鈴[トモクラヒスズ]
小説投稿サイトにて連載していた「売られた令嬢は奉公先で溶けるほど溺愛されています。」が書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
15
義母、義姉だけでなく実父からも虐められて育った子爵令嬢ミシェル。実家の借金のために『戦場の悪夢』と呼ばれるシュヴァルツ将軍の元に奉公に出されたことから始まる身分差ラブコメ。家事全般に精通し、特に料理上手のミシェルがシュヴァルツの胃袋を掴むところは微笑ましい。平民出身で天涯孤独、戦うこと以外は不器用なシュヴァルツが見せる優しさも心温まるものがあった。彼女の過去を巡るさざ波はあったものの、主従でありながら、そこをはみ出しそうで出ない胸がキュンとなる関係性は実に尊い。今後、二人はどうなるのか。続巻に期待したい。2022/03/10
しましまこ
14
表紙買い。強面将軍さまと不憫なメイドさん。恋愛未満、楽しかった。卵は神!2022/03/09
ばんび
6
続きが気になって、ネットに載っている続きまで読みました!! 楽しかった!2023/06/24
史
4
甘い。食ってばっかりだけど、甘い。二人の距離感がどんどんどんどん近づいて行く感じが良いですね。こういう話はこういう話だからこそ良いのです。好きですねえ。2022/08/25
TcodeF
4
感覚はズレてるけど、物理最強なご主人様にひたすら感謝されまくる話。カクヨムでずっと読んでいたものの書籍化作品。2022/04/04