内容説明
月は惜しまれて入り、桜は散るをめでたしとする。特攻兵、愚連隊、組長、俳優、そして男としていまだから語れる波乱の半生!安藤流ダンディズム、ここに極まる。
目次
第1章 男たるもの(男の生き方三カ条;約束の価値観;生きている“いま”がすべて ほか)
第2章 オレの生きざま(工場跡地のアパートに咲く“水中花”;瓦礫と化した青春の思い出;やんちゃ盛り、ナンパとケンカの日々 ほか)
第3章 最後の戯言(科学では説明不能な月の神秘に思いを馳せる;飢餓から飽食へ、白昼夢のような今日の繁栄;今の日本を英霊たちはどう思のか ほか)
著者等紹介
安藤昇[アンドウノボル]
大正15(1926)年、東京生まれ。法政大学中退。10代半ばから喧嘩にあけ暮れ、街の不良たちを牛耳る。特攻隊から復員後、昭和20年代後半に安藤組を結成、渋谷を拠点に勢力を拡大する。33年、横井英樹襲撃事件で服役。出所した39年に組を解散し、40年俳優として映画デビュー。主演作だけで58本を数える。現在は作家、映画プロデューサーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。