アモス・ダラゴン〈6〉エンキの怒り

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784812426425
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8097

内容説明

バルテレミーと再会した一行は、新しい仲間を加え、エル・バブの塔へ向かう。しかし、その道のりは困難を極めた。エンキ神が他の神々を追い出し、十の災厄を送ったのだ。蚊、イナゴ、雹、さらには伝染病までが地上をおそう。そして仲間たちには嬉しい出会いと、世にも悲しい別れが訪れる…。機知と勇気と友情の大冒険ファンタジー。

著者等紹介

ペロー,ブリアン[ペロー,ブリアン][Perro,Bryan]
1968年6月11日、カナダ、ケベック州シャウィニガンに生まれる。ネイティブ・アメリカンの語り部であったおじいさんのラウール、そしてやはり話し好きだったもうひとりのおじいさん、ジョルジュから語りの才能を受けついだ作者は、ケベックの伝統的な語りにもとづいた“お話の会”を行う一方、俳優、作家、劇作家など多方面で活躍中。また、シャウィニガン・カレッジでは演劇を教えている。アモス・ダラゴンシリーズのほかに、『マーモット』『果実の世界の私の兄弟』『私はどうして父を殺したか?』といった小説、さらに戯曲を3作発表している。アモス・ダラゴンシリーズは大ヒット作となり、すでに世界16か国で発売が決定している。また、カナダでアニメ化が予定されている

高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家

荷見明子[ハスミアキコ]
フランス語翻訳家・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リカステ

4
再読。シリーズの中で一番影響を与えられた巻。 様々な神話・伝説を再構成したとも言える世界観だが違和感は無い。この巻はさながら世界の不条理ばかりを集めたよう。児童書にあるまじき殺戮、裏切りの数々。あれだけ大仰な事を仕出かしておいて、本性はあれ。騎士は悲惨な目に遭ったばかりに真実の騎士の精神を失った。だがそれも彼を一概に責められないことも確かで、それがまた幼心にも辛く、困惑したのを覚えている。 救いが全く無い訳では無い、が、それを上回る不条理。よく小学生でこれを理解できたものだ、あの時の自分よ。2015/09/02

紅蓮

4
モーゼの災厄をモチーフにした恐ろしい十の災厄は、文字通り子どもな神エンキによる自己本位な欲望によるものであった。そんなエンキにお尻ぺんぺんをした主人公アモスは地獄に落ちてしまう(スッゴく要約笑)。セト神をとても格好良く怖く描いてくれていて嬉しい…2014/06/19

こやまるぅ

2
最後の方の挿絵のエンキ様・・・!まさかあんなに可愛い子とは・・・。あの子なら今までの災厄とか全部許しちゃうね!2011/04/26

サラサラココ

1
小2、「〇〇神は〇〇の神」のように、様々な神が出てくるらしい。2020/06/11

すぅーた

1
好きになるキャラほど死んでいく(泣)

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/410639
  • ご注意事項

最近チェックした商品