竹書房文庫
サマータイムマシン・ブルース

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812423226
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

暑すぎる夏、とある大学の「SF研究会」部室。ぐったりと夏休みを過ごす5人の男子学生と2人の女性写真部員。前日にクーラーのリモコンが壊れて猛暑に悩まされるなか、部屋の隅に突然タイムマシンが!!「未来?過去?いつに行く?」と盛り上がるなか、ひとまず先発隊3人が昨日に帰って壊れる前のリモコンを取ってくることに決定。ところが残されたメンバーの前に2030年からやってきたというSF研の後輩が登場し、彼らは過去を変えることの危険性に気づきはじめる。「昨年からリモコンを取って来るってことは、過去を変えるって事だよね。もしかしたら僕らは消えちゃうんじゃない!?」SFを全く理解しないSF研のメンバーが次々に引き起こす、トラブルのドミノ倒し。たった一個のリモコンのために彼らは消えてしまうのか。

著者等紹介

進藤良彦[シンドウヨシヒコ]
1966年札幌市生まれ。自主映画制作、映画助監督などを経て、94年頃から映画・映像業界を中心とするフリーライター業に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mataasita

11
一夏のドタバタコメディ青春コメディ。過去に戻って壊れたエアコンのリモコンを取りに行くというスケール感が最高。ビダルサスーンを取られる前に戻って先に取っておく。いろんなごちゃごちゃが最後につながるところ、不思議でお見事。名字って変えられるのかな?のラストのセリフが熱い。夏休みようやく読書スタート。ネット将棋はほどほどにして本を読もう。竹芝に向かう船の上にて。2023-802023/07/27

秀玉

10
読んでいないのですが、映画で見ました。映画を見た人はぜひ文庫も読んだら面白いとのこと、いずれ読んでみたいと思います。映画は何が何やら、いったりきたりでよくわからなかったです。未来からもきてみたり、犬がリモコンくわえてきたり、ドタバタでした。本を読んでスッキリしたいと思います。森さんの四畳半のメンバーが出てくる四畳半タイムマシンブルースもリモコンをとりにいく内容だとか。どっちがどっちなのかよくわかりませんが、こちらはさわりだけ読みました。私には合わない作家さん(作風が)なので残念です。2021/10/09

しの

9
大大大好きな映画、うまーーーくまとまった小説となっております!最高です!!今度お借りする予定の「曲がれスプーン」も楽しみだな☆2014/08/03

Te Quitor

7
演劇→映画化→小説化。映画をなかなか面白いと思っているので読んでみた。タイムマシンを扱う作品なのにスケールが物凄く「小さい」。なにせ、前日に壊れたクーラーのリモコンのために「昨日」「今日」を駆け回るのですから・・・。この本を読んだことで何かの知識が得られるなんて事はありません。強いて言うなら「リモコンへの愛着が若干増す」ぐらいでしょうか・・・。ノベライズ本なので基本映画と同じ内容ですが、細部へのこだわりが垣間見れたので読んで良かったです。あ~楽しかった。2013/05/11

まあ

5
昔、BSでヨーロッパ企画の舞台「サマータイムマシンブルース」を観て、面白くて、舞台に魅了された。久々のおバカな青春もの。いつくになってもずーっと青春もの読んでるな。2020/01/15

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