内容説明
無実の罪をきせられ、刑務所に送られた主人公の湊は、昔、家が裕福だった頃の世話係、遊木と再会する。しかし、立場は昔と違い囚人と刑務官として…。「重犯罪刑務所」・通称レベル４。遊木はそこの最高責任者だった。かつて告白までした自分の元主人を冷たく見下ろし、反抗的な態度を取れば懲罰を与える。それでも無実を訴える湊に、遊木は事件を調べ直してやる代わりに、奴隷契約をもちかけてくるが…。逃げられない、高い塀の内側で下克上の炎が燃え上がる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tanya
4
設定が面白そうだったのに・・・なお話でした。事件の解決方法があり得ない展開で、そこからちょっと残念な感じでした。2015/03/21
那義乱丸
4
ラヴァーズ文庫積読崩し再開。辛口ご容赦。監獄、衆人環視、下克上、お道具…と普段なら萌えツボとなる要素がいっぱいなのだけど、なぜか何ひとつ萌えられなかった。受けにも攻めにも魅力を感じられないのと、シリアスなんだかイロモノなんだかわからない中途半端感があってほとんどナナメ読みで読了。2012/05/18
椛
2
受けが色々とかわいそうでしたが、性格がそんなに歪んでなくて前向きな感じだったからなんとか読めました。でもやっぱりかわいそうだわあああ(￣▽￣;)架空刑務所ものとしては楽しめました。最後はちゃんと笑えてよかった(´∀｀*)2015/01/15
のん
0
面白かった！久々のクリティカルヒット！萌えツボにどすんと入ってきました。展開、キャラ、エッチシーンすべてがヒットで、今までなんでこの作者さんを知らなかったのだろうと悔やみました。まず再会愛、大好物です。最初は冷たく強姦というのも愛があることが伝わってくるのでOK。取引という名目上関係を持ち続けて徐々に気持ちが戻っていく…というのも好きすぎて(笑)終盤で犯人が突然出てきたときは「誰？」って感じだったしできれば序盤から出ている人であってほしかったけれど、許容範囲！あとタイトルの「薔薇」はどこから来たのだろう？2014/12/26
くろのすけ
0
★☆☆☆☆刑務所で拘束H多めの、薄情な攻めとアホな受けの物語です。受けの湊に呆れてしまって魅力を感じることができませんでした。遊木は亡くなった奥さんのことを大雑把に説明した直後、あの状態で盛りだすシーンが受け入れられないです。2011/10/05
