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龍のすむ家〈2〉氷の伝説

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  • サイズ B6判/ページ数 406p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812418420
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0076

内容説明

コンカーをトチの木の下に埋めてから数週間―。小さな龍たちが暮らすペニーケトル家には平穏が戻ったかに思えた。ところが、ルーシーが願いの龍「ガレス」を作ったことからとんでもないことが起こり始める。願いの龍は、作り手と名付け親がひとつずつ願いを叶えてもらえる特別な龍だ。ルーシーは龍たちの大好きな雪を降らせて欲しいと願う。晴れていたはずの空からひらひらと小雪が舞う中、ガレスと命名した張本人のデービットは、不思議な思いで大学に向かう。最近やってきた極地研究の専門家・バーグストローム教授はなぜかガズークスのことを知っていて、とんでもない課題を出してきた。「龍は存在するか、否か」について、論文を書けと言うのだ!平和な日常の中、陶器の龍たちが生きていたのか、またもや信じがたい気分になっていたデービットは、ついにガレスにこう願う―龍伝説の真実を知りたい、と。その瞬間、運命の歯車がガタンと回り始めた。リズのおばさん・グウィネスが、霊薬をつかさどる龍「グレーテル」を連れて、家にやってくる。なぜか慌てるリズに、グウィネスはリズに子供ができると宣言。デービットは龍の涙を守り続けるシロクマの物語を夢に見始める。謎の教授バーグストローム、デービットに恋する同級生ザナ、新たな龍4匹が加わり、ますます物語は白熱。イギリス生まれの優しく心に残るファンタジー。

著者等紹介

ダレーシー,クリス[ダレーシー,クリス][D’Lacey,Chris]
妻とともに、英国レスター市に暮らす。子どもの頃の夢はロックスターになることだったが、友人の勧めで児童文学の賞に作品を応募したのがきっかけで作家となる。現在まで20冊以上の作品を発表

三辺律子[サンベリツコ]
英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たるき( ´ ▽ ` )ノ

52
1巻とはがらりと雰囲気が変わってしまった。のほほんとした感じが好きだったんだけど、やたらと話が大きくなってしまって、ちょっと寂しい(´・_・`)でも、これはこれでどう進んでいくのか気になる!2014/07/07

15
話があちこちに散らばってるような、つかみ所のないような印象。いいところ?龍がかわいいくらいで。なにせキャラに移入できないのは致命的。図書館でいいかな。2017/01/30

り こ む ん

14
よくよく…見たらシリーズで、現実を織り混ぜた壮大なファンタジーになるような予感が…一作目では、ほぼ想像的な龍が、完全に姿を見せ、魔女の登場…これはこれで、面白いのだけど、一作目のチッカイ物語のが好みだな。2013/09/26

mAri

7
相変わらずの読み辛さを感じますが、どうなっていくのかという好奇心ばかりは刺激され続け、なんとか読み切りました。今回はなんとも壮大な話で、よくわからない所もあったけど、まあ面白かった。序盤から、デービッドもルーシーも嫌いな感じで、どうしようかと思いました(笑) 新しい巻が出る度に新たな彼女が出来たらどうしよう、という不安も。2014/09/24

a19

7
前作から数週間、ルーシーが願いの龍ガレスを作った。願いの龍で作り手と名付け親はひとつずつ願いを叶えてもらえる。ルーシーは雪を降らせて欲しいと願い、名付け親になったデービットは龍伝説の真実を知りたいと願った。その瞬間、平穏に戻ったかと思われたペニーケトル家に運命の嵐が吹き荒れ始める…。前作ではほぼ置物扱いだった龍たちが、生き生きと動き出した。いろいろな龍たちがいたが、さらに増えて想像するのが楽しい。嵐の根源・魔女グウィラナによってペニーケトル家はハチャメチャでハラハラ。最後のソフィーは可哀想な結末で。2014/01/08

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