内容説明
一人でいることを好み、容易に心を開かない神秘的な動物、猫。そんな猫に似た二十歳の五人の彼女たち―愛の夢想家テヒ、美貌の野心家ヘジュ、神秘的なアウトサイダーのジヨン、陽気な双子ピリュとオンジョ。高校を卒業して別々の生活を送っている五人だが、それぞれ将来への漠然とした不安を抱えている。事あるごとに集まっては、時にぶつかりあいながら友情を育んでいる彼女たちを結びつけているのは、拾ってきた一匹の子猫ティティ。捨て猫のティティと共に過ごした時間…ある事件をきっかけに彼女たちの生活は予想もしない方向に流れていく…。悩み、傷つきながらも自分たちの行くべき道を見つけていく二十歳の女性の青春を描き、『猟奇的な彼女』を抑えて“韓国女性が選ぶ最高の韓国映画第一位”に輝いた青春映画の傑作、小説版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JinHee
0
映画のノベライズ版。学生という肩書きを無くした5人の少女が未来を模索する姿を描く。元々映画版のファンなので読んでみたのだが、正直映画を超えるものは無かった。映画のシーンを思い出す為の読書になってしまったので、映画を観ていない人の方が素直に楽しめるかもしれない。2015/09/22
新しいフォルダー
0
結構な数の韓国映画を見た中で、5本の指に入るくらい良かったという記憶をアテに読んでみた。ノベライズなので、映画のまんまなんだけど、映画の方が何倍も良かった。2012/07/07
kinaba
0
なにか、何も一切解決しないで話が終わった。この先、彼女らに明るい将来はあるのだろうか…2011/06/30
Ayakankoku
0
大好きな友達と別々の道に歩んでいったとき、その友達とは、どうなるのでしょうか?お互いに忙しくて会えなくなるかも知れません。お互いに違う環境で生活すると意見が合わなくなるかもしれません。 でも、私は、この本の彼女たちのようにぶつかり合いながらも、お互いを思いやって過ごして行けたらいいなぁ~とこの本を読み思いました。2005/08/10
-
- 和書
- 財務諸表論