内容説明
恋愛小説家アレックスは、借金の返済のため30日間で小説を書き上げなければいけない窮地に追い込まれます。手書きでは間に合わないと判断したアレックスは「口述筆記なら」と思いつき、早速、フリーの速記タイピストのエマを雇います。エマは、アレックスにとってはたいして好みのタイプではありませんでしたが、この際そんなことは言っていられません。エマにとってもアレックスは好みではなくお互いさまというところです。早速、“ラブストーリー”を語り始めるアレックス。エマはプロとして速記に専念しようとはしますが、どうしても話の筋に納得がいかず口を挟みます。最初は口論の絶えないふたりでしたが、小説中の恋愛が進むのと同様、お互いの良さを理解していき、恋におちていきます。ところが謎の美女が現れ…。小説のなかの現実と小説内小説が微妙にシンクロしつつ展開していく恋愛小説決定版。
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