内容説明
南極の死闘から帰還したジョンとディーターはふたたびサラと合流し、アラスカに潜伏していた。なにもかもが終わったかに見えたが、世界中で車で暴走する奇妙な事故が多発しはじめる。スカイネットの関与を疑うサラだが、ウェンディを失った悲しみの癒えぬジョンは耳を貸そうとしない。だが、やはりスカイネットは生きていた!人類殱滅を目論むラッダイトの人間を操り着々と準備を進めていたのである。くしくも自らの手でその命を吹き込んでしまったことに気づいたジョンはふたたびサラたちとスカイネット打倒に立ち上がる。が、時すでに遅し、ついにジャッジメント・デイは起きてしまう。軍を掌握したスカイネットが核爆弾を投下、人類は激減させられた。果たしてジョンは人類の未来を救えるのか、存亡をかけた最終戦争が始まる…。
著者等紹介
スターリング,S.M.[スターリング,S.M.][Stirling,S.M.]
1953年フランス生まれ。多彩なSF作家として欧米で活躍するスターリングはこれまでに30冊近くの作品を発表している
石田享[イシダススム]
1954年大阪生まれ。翻訳家。ICU卒
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