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この夜が、終わるまでには

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812411315
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

もう長い間、郁彦は千秋のものだった…心も体も。ふたつ年上の血の繋がらない兄・千秋は、郁彦の父が千秋の父を自殺に追いやった罪を償わせるべく、その体を好きにしてきた。きまぐれのように呼び出しては、郁彦を抱く千秋。そこには憎しみしかないはずなのに、いつしか郁彦は千秋を愛してしまう。冷たい言葉しか口にしないくせに、その唇はいつも泣きたいくらい優しいから…。揺れる郁彦だったが、千秋には実は重大な秘密があって―切なさが胸にくる、ハードでピュアなラブストーリー。

著者等紹介

竹内照菜[タケウチテルナ]
3月11日生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チョコ大福

13
郁彦の義兄・千秋×乙彦の弟・郁彦。乙彦に弟がいたのか〜乙彦がいなくなった後苦労したのね。つらい思いをしている郁彦にひどい仕打ちをした千秋が憎たらしいと思うけど、千秋は千秋で郁彦の父親が憎かっただろうし。好きなのに関係を持っていても心が離れているのは苦しいです。我慢してきた郁彦に千秋が「そばにいろ」と告白したのが良かったね〜私の中でイヤな奴だった千秋の株が上がりました。2013/09/29

メイ&まー

10
なんというすれ違い・ジレジレ!!受・攻ともに感情描写が緻密で(特に兄攻の方)読んでて飽きません。弟の方は兄への気持ちが恋だととっくに気づいてるんだけど、攻の兄は気付いてないっていうか意地でも蓋をしておきたいというか逃げ回りたいと云うか・・・(笑)。とことんすれ違う二人がたまに滑稽に思えるほど。滑稽と言えば加賀谷くんは割を食うだけで特に当て馬にもなれず、本当にかわいそうに;ともあれ、二人の気持ちが通じ合うまではじれじれでにやにやです。兄のツンツンツンデレぶりもいい!2010/06/28

りんご☆

9
読了2015/09/20

たいち

8
ミスポリシリーズで大好きな乙彦さんの弟の話。兄同士(乙彦と千秋)よく似ているなと妙なところで納得。天然で愛らしい素直な弟フーミンより、似たもの同士の兄に萌えた。とにかく兄千秋はツンデレ、可愛い弟を虐め貶めることでつなぎ止めようとする。もう何というか、そこまで執着しながらその感情がどこから来ているのか気付いていないと言うか、気付きたくないところに読んでいる方がじれったくてモダモダした。どちらもが憎しみでも良いから繋がっていたいと望んでいて、すれ違ってグルグル。 続く・・2011/08/31

さち

5
お互いの執着っぷりが素晴らしい。どちらも両想いなのにすれ違うのはやっぱり切ないな。でもヤンデレ千秋だったのに、最後では独占欲まるだしのデレデレ千秋になったのが可愛すぎて最高。この2人には誰も入り込める隙はないでしょうw竹内さんはアネモネと今回しか読んだこと無いから、乙彦がでてくる作品も読んでみたいな。2010/05/29

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