竹書房文庫<br> 心が癒される怖い話 死者から愛する者へ

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竹書房文庫
心が癒される怖い話 死者から愛する者へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812408506
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

愛する者を守るため、はかない力をふりしぼる霊たち…。魂の絆が起こした18の奇跡。

目次

絆の章―ずっと見守っていてくれる(愛と感動のメール;バレリーナ ほか)
願いの章―霊たちが伝えたかったこと(別れの花火大会;デジタルカメラが捉えた白い影 ほか)
哀しみの章―思いを残した人々(死してなお、兄弟の命を救った勇敢な隊員;紅蓮の炎の中から私に会いに… ほか)
回帰の章―奇跡を起こす力(古びた洋館;妹の霊が真冬の海に姉を呼ぶ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

135
きっと全体の8割が胸の痛くなるような話ばかりに違いない竹書房さんが満を持して出された癒しの怪談噺集で「優しい幽霊」たちが活躍する18編の怪談文学の如き短編集ですね。生者に怨みを抱くのではなく感謝の念を伝えたり励ましたり助けたりしてくれる幽霊たちって何て素晴らしいのでしょうね。愛するパートナーに逢いに訪れる幽霊や作家志願の青年に自分の果たせなかった夢を託して教えを授ける幽霊。究極はラストのクリスマスの日ミサに病床で昏睡状態にあった女性が生き霊となって現れオルガン演奏をした後に回復するという奇跡の物語ですね。2020/04/25

ake7🍀 積読本まだまだ消化中

8
【ゴーストライター】【時の狭間で息子を待つ母】【紅蓮の炎の中から私に会いに…】【ベターハーフ】が、切なく心に残る話だった。「夫婦は一緒に過ごす時間が多くなるにつれて、お互いを空気のような存在に感じ始める。いて当たり前という意味では決してない。相手がまるで自分の体の一部のようになり、或は相手が占める空間がいつも決まった場所にあり、それが全く異質な感じを与えなくなるという意味だ。良き伴侶のことをベターハーフというが、妻や夫はまさに"自分にとっての良い半分"なのだ。そしてその"良い半分"は心の中に宿るのである」2022/12/15

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