内容説明
ガチンコラーメン道（ＴＢＳ系）で３０％の高視聴率をあげる「ラーメンの鬼」佐野実の人生指南。
目次
第１章 本当にラーメンを愛しているか
第２章 ラーメン修業編
第３章 ラーメン実戦編
第４章 これがオレのラーメンだ！
第５章 新たなラーメンの荒野を目指す！
著者等紹介
佐野実［サノミノル］
１９５１年、神奈川県横浜市生まれ。高校卒業後、洋食レストランでコックの修業を始め、２７歳で店長に。独立後、藤沢市鵠沼に「支那そばや」を開業。２０００年、新横浜ラーメン博物館にも出店。食材を自ら探して吟味し、ラーメンの味、質だけでなく、ラーメン業界の向上をはかろうとしている第一人者である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
132
『ガチンコ!』の反響で執筆されたラーメン美学。"ラーメンの鬼"としての武骨な語りの中に虚心で情に脆い素顔が見え隠れする。欠点と語るが周囲がサポートする所以でもありそう。何より食への探究心と仕事へのプライドに妥協がない。細かく記載されたアイデアや試行錯誤にも真似を恐れない自負が窺える。全体の調和の中で素材を引き立てるアプローチ、柔軟な発想、店内マナーまで及ぶ「本格」志向は洋食の経歴にも由来するのだろう。インパクト重視に染まらずプロ意識・感動の本質追求から目を逸らさない人は業界自体の水準を押し上げる力がある。2022/11/01
ただぞぅ
10
労働時間が長く休みも少ないラーメン店。10年単位の下積みが当然と言われる和食やフレンチと比較したら修行期間は短く独立しやすい。だが飲食店の7割が3年未満で閉店する激戦時代、仕込みをはじめ、味の追求や経営等、想像以上に過酷だ。ガチンコラーメン道で一世を風靡した佐野さん。スープは火加減、麺は水加減が大切とスープ、麺ともに手加減なし。マイホームを諦め製麺室を創る等ラーメンに対する情熱と常に至上を求める姿勢はまさしくラーメンの鬼。澄んだ色合いに広がるマイルドなスープ。そこに絡まるこだわりの麺。いつか食べてみたい。2022/11/26
牧瀬悟
2
ラーメンにぶつける熱い気持ち！いいですねー。2012/03/05
シュースケ（ザ・うすくら～ず）
1
マナー悪い客にナタを振り回したところ・・・それほど熱意が沸いている著者の精神がすさまじいと読んで思った。2011/12/23
