竹書房文庫<br> 稲川淳二の新・怖い

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竹書房文庫
稲川淳二の新・怖い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812407462
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

稲川淳二が語る芸能界の“言ってはいけない”怖い話。

目次

テレビでは言えない怖い話(一瞬の稲光の中で見た、真っ赤なおにぎりの正体;大川興業にまつわる“テレビでは言えない話” ほか)
第2章 封印された四つの魔話(鳳啓助さんが語った毎晩、電気をつけて寝るわけ;その“場所”に何があるのか、バーの窓ガラスに映った“闇” ほか)
第3章 日常生活を襲うブラッキーな恐怖たち(深夜にかかるいたずら電話、意外な顛末が犯人の居場所を知らせた;後ろを振り返っちゃダメ!先輩は病院の廊下で叫んだ ほか)
第4章 眠っていたものを起こしたやつは…(間一髪で逃れた大事故、一体何者の仕業か…;それは死者からのメッセージか…なぜ、彼は私に… ほか)

著者等紹介

稲川淳二[イナガワジュンジ]
本名・稲川良彦。1947年8月21日、東京都渋谷区恵比寿生まれ。桑沢デザイン事務所研究科を経て、工業デザイナーとして活躍。商業演劇の舞台に立ったことから芸能界に。数々の心霊体験から心霊スペシャリストとしても超有名。毎年、全国で怪談ライブを行っている。現在、著作業、ビデオ・映画の監督、舞台の演出など、多方面にて活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

156
稲川淳二さんのホラー・ワールドには他の追随を許さない唯一無二の怖さがありますね。幽霊は出ないけど十分に恐ろしい実話です。『一瞬の稲光の中で見た、真っ赤なおにぎりの正体』山歩き愛好家の一行が急な雨に襲われ、ふと見つけた山小屋に避難してやれやれと一息つく。暗闇の中で新聞紙を燃やすが、隙間風が入りすぐに消えてしまう。みんなで持って来た握り飯を食っていると一人の額に赤い水滴が落ちて来た。何故か彼の食べるおにぎりがピンク色をした赤飯みたいなのだ。やがて雷の稲光の合間に見ると、彼の頭上に白い足があってぶつかって来た。2020/12/06

chatnoir

17
稲川さんが怪談の語り部になる切っ掛けみたいな話も入っていた。前半分は稲川さんが、集めた怖い話。芸能人から聞いて持ちネタにしている話が多い。後半は聞き集めた怪談にこう思う的な文章を付け足した感じで、まだ稲川怪談になっていない気がした。ページの余白が黒っぽくてちょっと読みにくい。2020/03/16

アナーキー靴下

10
夏だから怪談、ということではなく、クトゥルフTRPGのシナリオイメージに役立ちそう、と図書館で借りてみた。クトゥルー小説と稲川さんの怪談は骨子が似ていると思う。独特の表現で不安を煽り、煽り、張りつめた緊張の糸がプツッと切れるようなラスト。オチ自体、良かったりイマイチだったりなところも似ている。クトゥルーは怪奇小説なんだから当たり前といえば当たり前だけど、口語でわかりやすい稲川さんの怪談は、私がクトゥルフTRPGに欲しい要素が凝縮されているな、と。本書の前半はまさに稲川さんの語りでよかった。後半はイマイチ。2020/08/16

みーすけ

6
読書の秋も怖い本読むぞ!でも、後数冊。稲川さんの本は語りのままなのか擬音語が多いのだけど、それが不気味さをかもし出してるところもある。「赤いおにぎり:は怖いというより、気持ち悪いです・・・。2013/10/07

ゆみきーにゃ

3
う~ん…全く怖さを感じる話がなかった。2013/05/25

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