内容説明
新世紀の幕開けを飾る感動のSF超大作。英国が世界に誇るSF作家ブライアン・オールディスが、人工知能を備えたロボット少年と家族の“愛情”とは何かを問う珠玉のSF小説。映画原案となった表題作『スーパートイズ』3部作を始め、近未来を描いた秀作短編21作品を完全収録。鬼才スタンリー・キューブリック監督との出会いから脚本化の作業についてなど、初めて明かされる『A.I.』製作秘話も収録。
著者等紹介
オールディス,ブライアン[Aldiss,Brian]
英国ノーフォーク州イーストデーラムで生まれる。1955年、最初の著書となる『The Brightfount Diaries』を手がけ、2年後、処女短編集『Space, Time and Nathaniel』を発表。以後、多数のベストセラーを含む50冊以上の小説を送り出している。代表作に、ヘリコニア三部作『The Horatio Stubbs Saga』、評論的SF史『十億年の宴』、1990年に映画化された『解放されたフランケンシュタイン』がある。また、主にSF作家・評論家として知られ、短編、紀行文、詩、現代小説などで高い評価を受けている。『Life in the West』は、作家アンソニー・バージェスによって、1945年以降もっともすぐれた小説99冊のひとつに選ばれた。近年、オールディスはフランスで《プリ・ユートピア・アット・フューテュロスコープ》を受賞。アメリカ・サイエンス・フィクション作家協会から、《グランド・マスター・オブ・サイエンス・フィクション》の称号を授けられている。現在もオックスフォード在住
中俣真知子[ナカマタマチコ]
新潟市生まれ。東京外国語大学卒業。翻訳・文筆業。1988年より「朝日ウイークリー」紙で毎週、映画の解説とシナリオ対話を執筆している。主な訳書に『はじめて書かれたスピルバーグの秘密』(学習研究社刊)、『クローン羊ドリー』(アスキー刊)、『恋におちたシェイクスピア』(B・R・サーカス刊)、『アンナと王様・フォトストーリー』(小社刊)、『考える「もの」たち』(毎日新聞社刊)などがある
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感想・レビュー
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