竹書房文庫<br> ピッチブラック

竹書房文庫
ピッチブラック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812406816
  • NDC分類 933
  • Cコード C0174

内容説明

その定期旅客船には一風変わった客が乗っていた。凶悪な殺人犯リディックと彼を護送する刑事。宇宙船は事故を起こし、未知の惑星に不時着する。生き残ったのは二人の他、副操縦士のフライ、家出少女、謎の骨董屋、狩猟ガイドの夫妻、それにイスラムの巡礼者。いずれも腹に一物を持った曲者ばかりだ。3つの太陽が絶えず照りつける砂漠の星で、人々は無事脱出するべく、協力を誓いあう。手分けして水と修理器材を探すうち、一行は無人の鉱物採掘基地と、小型宇宙船を発見する。これで脱出できるかもしれない…そう思った矢先、事故の犠牲者を弔う墓穴を掘っていた1人が何者かに襲われ、肉塊と化す。光の届かない穴の奥には、人肉を喰らう未知の生命体が潜んでいたのだった!やがて3つの太陽が直列し、皆既日食がやってくる。闇の中、未知なる生命体は歓喜の産声をあげ、人々の心に隠された秘密が露呈する。交錯する生と死、裏切りと猜疑心。真の暗闇(ピッチブラック)の中で、光を見つけられるのはいったい誰なのか…。

著者等紹介

ローリア,フランク[Lauria,Frank]
ニューヨーク市ブルックリン生まれ。マンハッタン・カレッジ卒。大の旅好きで、世界各地に足を運ぶかたわら旺盛な執筆活動を展開。小説を15作発表しており、うち5作はベストセラー。ノベライゼーションもこれまでに4作『ダークシティ』『マスク・オブ・ゾロ』『アラスカ 小さな冒険者たち』『エンド・オブ・デイズ』を手がけ、『ピッチブラック』は5作目にあたる。雑誌各誌に寄稿するいっぽう、詩集を刊行、ソングライターとしても活躍中。現在はサンフランシスコに居を構え、創作の指導にあたっている。現在、同氏の代表作『ドクター・オリエント・シリーズ』の映画化が進行中
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感想・レビュー

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ニミッツクラス

28
00年(平成12年)の税抜590円の文庫初版。日米共に同年公開のトゥーヒー監督の同名映画をローリアがノベライズ。続編に04年「リディック」及び13年「リディック: ギャラクシー・バトル」があり主演は全てヴィン・ディーゼルとなる。自分は不覚にも中間の「リディック」を先に鑑賞&読書したので、一作目である本書の主要面子の生死が先に判ってしまい幾分興ざめだった。内容は対土着狂暴生物活劇で、銀河規模の大風呂敷は次作から。不時着した惑星の皆既日食で“ピッチブラック”(真の闇)から湧き出る土着生物と対峙。★★★★☆☆2023/02/01

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