内容説明
掟破りのハリウッド監督ポール・バーホーベン。デジタル・アニメーション特撮の神様フィル・ティペットとガッチリ手を組んで、ハイラインの熱血SF『宇宙の戦士』を情け容赦なく徹底映像化!!驚異の宇宙戦争映画製作の全過程を、企画から最終編集まで完全にフォローしたサブ・テキストの決定版。
目次
プリプロダクション―企画制作
プロダクション―本篇撮影
ポストプロダクション―制作仕上げ
ポール・バーホーベン―インタビュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
機動歩兵=モビルスーツの原点となった原作であるが。予算の関係とストーリーの整合性の問題で、顔むき出しの白兵戦で侵略エイリアンと闘うことになった/無差別“隕石”攻撃でブエノスアイレスは壊滅し、《バグ》の本拠惑星で頭脳の役割をする個体を捕獲することが目的の歩兵軍が組織され、しかし予想もしない大苦戦となり主人公は戦死とされたが実は捕虜となって‥/監督は兵士としての心構えを「同胞のためなら命も犠牲にする覚悟」と言っている、前半余計。連邦政府の投票資格は兵役経験者のみ、視覚障害者でさえも何かの仕事は見つけてもらえる2016/09/28
gurapo
1
スターシップトゥルーパーズの製作について書かれた本だ。メイキング本であるため映画作中でパワードスーツが登場しなかった経緯や、巻末の監督対談で皮肉めいた作風になってしまった理由など映像に表れない疑問に答えてくれるのが嬉しいところ。撮影風景やコンセプトアートも充実し、登場させる予定であったパワードスーツのイラストも収録している。SSTファンにはもってこいの一冊である。2012/09/18