スター・ウォーズ ジェダイの復讐

カーン，ジェームズ【著】〈Ｋａｈｎ，Ｊａｍｅｓ〉/ルーカス，ジョージ【原案】〈Ｌｕｃａｓ，Ｇｅｏｒｇｅ〉/石田 享【訳】

竹書房（1996/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 262p／高さ 20cm
• 商品コード 9784812402504
• NDC分類 933
• Cコード C0074

内容説明

ジョージ・ルーカス書き下ろし新序文を掲載。遠い昔、はるか銀河の彼方で…ルーク・スカイウォーカーは故郷の惑星タトゥイーンに帰ってきた。悪漢ジャバ・ザ・ハットの手から盟友ハン・ソロを救出するためである。一方、ルークの知らぬ間に銀河帝国軍は初代デス・スターの威力をはるかに超える新たな軍事要塞の建設を開始した。この超要塞が完成すれば、銀河に再び自由をもたらそうと奮闘している少数の反乱軍などひとたまりもなく壊滅してしまうだろう。『帝国の逆襲』より１年後、ついに帝国軍と反乱軍とが雌雄を決する時がやってきた！映画３部作のフィナーレを飾る『ジェダイの復讐』の小説・新訳版―ここにはその後、広がり続けるスター・ウォーズ世界を構築するためのすべてが詰まっている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[詩 音像（utaotozo）]

「原典再来」三部作ようやく読了。新訳として出版されて以来20年も経過。その間「復讐」は「帰還」になり、前日譚は映画化され、さらに続きのサーガまで始まり、いまだ世界は熱狂している。今作で気になる点。R2の音、チューバッカのセリフなどが、「」で括ってセリフとして音声化されているのが、非常にバカバカしく感じられる。小説なのだから、セリフの感情を描写すべきではないか。あとSW世界でない、こっちの銀河系を意識させる描写や用語は控えるべき。「CG表示」は83年当時なら、まず使われない表現であり、この世界にも不適切。

2016/05/31