内容説明
1933年。錬金術に関する文献のなかでも最も謎に満ちた稿本が盗まれた。そこには解読不能の文字で、ヘルメスの墓の在処が記されているというのだ。そして墓には、鉛を輝く金に変え、不老不死をもたらすという伝説の“賢者の石”が眠っている―まるでお伽話のようなその稿本を捜しだすため、FBIやムッソリーニが血眼になって暗躍しはじめた。首をかしげるインディだが、稿本読解のカギを握る美女アレシアと出逢ったことで、否応なく“賢者の石”争奪の渦へと巻きこまれてゆく…。いまもなお人々を魅了してやまない“錬金術”の謎を求め、大空を、海を、砂漠を駆けるインディの手に汗握る冒険。新たなる筆致で描くシリーズ最新作、第9弾。
感想・レビュー
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