出版社内容情報
建築学フィールドワークは、現地調査に留まらず、デザインやコンサベーションの現場,バーチャル空間、メディア領域へと拡張している。建築学・人類学・デザインを専門とするフィールドワーカー25人の現代の実践から、時代を超えて変わらないフィールドワークの本質と、その「未来形」を展望する。
【目次】
序 章 建築フィールドワークにおける拡張
――対象と身体から過去、現在、未来を見通す
前田昌弘・本間健太郎・栗原伸治・稲垣淳哉
第Ⅰ部 FIELD×CO-DESIGN
第1章 教育実践における展開
――フィールドワークを通した課題発見からデザインへ 那須聖
第2章 建築設計との連関
――フィールドワークを実装する 稲垣淳哉
第3章 「理解」と「関わり」の往来
――スラムの未来を共にデザインする 井本佐保里
第4章 環境との協同
――長屋をつくる/長屋がつくる 前田昌弘
第5章 ノンエンジニアド建設の耐震化
――フィールドで専門性を融合する 今井弘
第6章 「座る学」
――身体を通じた日常の理解からデザインへ 新倉梨加
COLUMN1 編む――復興とフィールドの重ね合わせ 土田亮
第Ⅱ部 FIELD×VIRTUAL
第7章 建築史研究における実測
――現場がはぐくむ身体性 藤田康仁
第8章 アナログとデジタルの往還
――フィールドワークで未来をデザインできるか 清水郁郎
第9章 デジタルツインによる熱環境の可視化
――情報技術が広げる多次元ネットワーク 中大窪千晶
第10章 デジタルエスノグラフィと人類学者ゲーム
――身近な世界を変革する想像力 小川さやか
第11章 ビッグデータとフィールドワーク
――作業椅子のデータ人類学者にフィールドの手触りは届くのか
本間健太郎
COLUMN2 記録する――建築史研究における調査手法の変遷 藤田康仁
第Ⅱ部 FIELD×MEDIA
第12章 紙上フィールドワークを生む
――ドローイングがひらく建築表現の可能性 田中智之
第13章 「観察スケッチ」とデザイン
――描くことでかたちや素材の理由を発見する 檜垣万里子
第14章 街並み散策体験の共有化
――参加型フィールドワークで地域の魅力を描出する 天羽生悠矢
第15章 虚像と実像の融解
――フィールドワークに「私」は必要か? 栗原伸治
第16章 液体状のパタン・ランゲージ
――画像生成AIを用いて地域の風景を共創する 須藤望
第17章 フィールドをメディアとしてつなげる日常
――生の探求を支える建築に向けて 山田協太
COLUMN3 AIと共に地域を描く――――追加学習技術が拓く地域知の新たな可能性 須藤望
第Ⅱ部 FIELD×CONSERVATION
第18章 町並み定点観測と地元との協働
――アナログでしかわからないこと 内海佐和子
第19章 文化遺産の保存・活用と協働
――過去を読み解き未来へ渡す 上北恭史
第20章 少数民族の住まいと知恵のかたち
――記憶される身体尺と寸法計画を可視化する 小林広英
第21章 コモンズ的空間の
-
- 電子書籍
- 世話焼き令嬢は壁になりたい【タテヨミ】…
-
- 和書
- 少年と犬



