出版社内容情報
先達が蓄積してきた知識や思考をリレーのように繋げ国際的な研究動向やジェンダー視点も取り入れて最新の全体像を提示。変化し続ける概念や方法の複雑さを踏まえながらその多様性と現在地を知ることができる。大学の教養科目として学ぶまたは独学する初学者にお勧めの入門書。
【目次】
序 章 民俗学とは何か―控えめな理論と小さなものの学問(塚原伸治)
第1章 家族の民俗学―拘束性と可能性のはざまから考える(辻本侑生)
第2章 コミュニティの民俗学―私たちのつながりを問いなおす(金子祥之)
第3章 食の民俗学―日常・つながり・社会変動を問う(辻本侑生)
第4章 暮らしと道具の民俗学―「ひと」と「もの」がつくりだす暮らし(山川志典)
第5章 経済の民俗学―人・もの・貨幣の絡みあいを捉える(塚原伸治)
第6章 環境の民俗学―これまでとこれからの人と自然の関係を問う(加藤秀雄)
第7章 宗教の民俗学―私たちは何を信じている/いないのか(及川祥平)
第8章 民話の民俗学―語り継がれてきたことから経験を語ることまで(山川志典)
第9章 怪異・妖怪の民俗学―恐れる気持ちと愛でる感性(及川祥平)
第10章 祭りと芸能の民俗学―パフォーマンスと身体(塚原伸治)
第11章 笑いと娯楽の民俗学―日常の「楽しみ」への接近(松岡 薫)
第12章 メディアの民俗学―情報・環境・コミュニケーション(大道晴香)
第13章 文化遺産の民俗学―歴史・文化を価値づけること(後藤知美)
第14章 災害の民俗学―災害と暮らしの調和を探る(後藤知美)
終 章 民俗学をやってみよう(塚原伸治・後藤知美・辻本侑生・山川志典)
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- ペストが明けたら遊びましょう! ~中世…



