軍事研究を哲学する―科学技術とデュアルユース

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軍事研究を哲学する―科学技術とデュアルユース

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  • サイズ B5判/ページ数 342p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812221297
  • NDC分類 390.7
  • Cコード C3010

出版社内容情報

AI搭載のロボットやドローンと自律型兵器、サイバー攻撃とサイバーセキュリティ、生命科学と生物兵器。そして開発当初から軍民の境界が曖昧な原子力と宇宙利用……。今日、私たちは軍民両用(デュアルユース)技術が氾濫する社会のただなかに、すでに生きている。本書は、こうした先端技術(エマージングテクノロジー)の社会実装がもたらす倫理的・法的・社会的諸問題「ELSI」に、文理の垣根を越えた「総合知」で挑む。

内容説明

AI搭載のロボットやドローンと自律型兵器、サイバー攻撃とサイバーセキュリティ、生命科学と生物兵器。そして開発当初から軍/民の境界が曖昧な原子力と宇宙利用…。こんにち私たちは、軍民両用(デュアルユース)技術が氾濫する社会のただなかに、すでに生きている。本書は、こうした先端技術(エマージングテクノロジー)の社会実装がもたらす倫理的・法的・社会的諸問題「ELSI」に対し、文理の垣根を越えた「総合知」で挑む。

目次

第1部 歴史から考える(歴史学的手法で論点を整理する;学術会議声明、そのビフォー・アフター)
第2部 個別の技術から考える(原子力のデュアルユース問題は単純か;宇宙開発・利用とデュアルユース;先端生命科学研究―微生物学研究と生物兵器開発の境界 ほか)
第3部 哲学・倫理学から考える(功利主義と軍事研究;デュアルユースは倫理的ジレンマの問題か―研究の自由と制限;正戦論の研究は、すなわち軍事研究なのか ほか)

著者等紹介

出口康夫[デグチヤスオ]
京都大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専門:哲学

大庭弘継[オオバヒロツグ]
京都大学大学院文学研究科研究員。博士(比較社会文化)。専門:国際政治学、応用哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ohta "Landsman" Tohkan

1
2017年の学術会議の声明を受けた今最もアツい論文集。様々な分野の研究者が科学技術分野と「軍民両用」や「軍事研究」にはどのような繋がりがあるのかという事について論じており、NBC兵器からサイバー、正戦論、功利主義、戦後日本の科学技術政策まで一通りそろっている。「適切」な安全保障や、技術中立論など、ちょっと考えると筋が通っているように思える議論も深堀して切り倒していくのでかなり参考になる。興味を持ったら目を通すが吉。2023/02/06

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