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内容説明
外来生物による生態系への影響、新・旧技術の導入と放棄、淡水魚を食する習慣の衰退…。日本の淡水漁撈をとりまく環境が大きく変化するなか、琵琶湖の漁師は何を残し、何を捨て、新たに何を生みだしているのか。「外来」に注目することで際立つ「生業の論理」を描きだす。
目次
第1章 いま、なぜ淡水漁撈なのか(問いのありか;日本における漁撈技術の研究 ほか)
第2章 新旧の技術トレード―琵琶湖沖島のゴリ底曳き網漁におけるヤマアテとGPS(山々をみる眼;琵琶湖の沖島と漁業 ほか)
第3章 許された「乱獲」―外来魚駆除事業における漁師たちの対応とその背景(「自然」を守る論争から;資源利用をめぐる「悲劇」を捉える ほか)
第4章 生業世界の技術論―在来と外来を捉える視座(技術の捉え方;生業の技術論 ほか)
著者等紹介
卯田宗平[ウダシュウヘイ]
国立民族学博物館人類文明誌研究部准教授。博士(文学)。専門は環境民俗学、生態人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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