内容説明
社会的レジリエンスと文化の環流を軸に、等身大の南アジア像を捉えるシリーズ。上巻ではグローバル化のもと、南アジアの社会と伝統や価値観がどのように変成・再生したかを追う。
目次
南アジアの社会変動と新たな価値創造
第1部 社会関係の変化と持続(ネットワーク化するカースト―ネパールにおける食肉産業の近代化と「肉売りカースト」の起業;カースト族譜と社会関係資本―マールワーリーが具現化する一族の系譜関係;複数の生活拠点をつくること―インド北西部の移動民と「定住」実践;カテゴリーの段階的遷移―「事件」からみたバングラデシュ・ミャンマー国境地帯と「ロヒンギャ」;交差し、広がる親密圏―ダリト出身の家事労働者を事例に ほか)
第2部 グローバル化のなかで創造される新しい価値(観光が拓く、農村開発の新たな可能性―インド・バングラデシュにおける実践と課題;インド伝統染織イメージの活用―女神儀礼用染色布における手仕事と染料の選択から;岐路に生きるパールシー―伝統に求める役割の変化について;出家の理由―マハーヌバーヴ教団の事例から;宗教祭礼の持続と再生―地方都市の女神祭礼にみる地域性の再生産)
著者等紹介
三尾稔[ミオミノル]
国立民族学博物館グローバル現象研究部教授。社会学修士。専門は文化人類学・南アジア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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