内容説明
東アフリカ、タンザニアの一市民として生きた筆者は、インド洋の沿岸のかつて栄えた町や史跡を訪ね歩いた。そこで見出したのは、伝統を温めながら新しさを柔軟に取り入れるスワヒリ世界の真髄だった―。本書の読者は、これまでのアフリカ史観を書き換えるだろう。
目次
第1章 インド洋を結んで(オマーンと東アフリカ(一九八五年一一月一九日))
第2章 航海者たちの故郷(オマーン紀行(二〇一四年一月一日)
マスカット再訪(二〇一六年二月一日))
第3章 スワヒリ海岸(マリンディからモンバサへ(二〇一一年九月一日)
モンバサのオールドタウン(二〇一一年一〇月一日)
パンガニ(二〇〇七年五月一日)
サダニからタンガ(二〇〇七年一一月3日)
バガモヨ散歩(二〇一五年三月一日)
紹介『ダルエスサラーム』(二〇〇九年一二月一日)
ナンデテからキシワニまで(二〇一五年四月一日)
ミキンダニ(二〇一〇年一一月一日)
モザンビーク島(二〇〇五年二月一日))
第4章 ザンジバル諸島とマフィア島(ザンジバルのタウンと村(二〇〇八年一二月一日)
ペンバ島(二〇〇八年一一月一日)
秘境 トゥンバトゥ島(二〇一七年二月一日)
マフィア島(二〇〇九年一〇月一日))
第5章 内陸スワヒリの世界(探検家たち(二〇一二年六月一日)
内陸スワヒリ都市(二〇一二年八月一日))
著者等紹介
根本利通[ネモトトシミチ]
1953年東京都生まれ。1978年京都大学文学部史学科卒業。1984年ダルエスサラーム大学大学院文学社会学研究科修士課程入学(中退)。1999年~2017年ダルエスサラームで旅行会社「JATAツアーズ」を経営。2017年ダルエスサラームで逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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