内容説明
「農産物」や「食材」が「料理」や「食事」として提供されることで、新しい価値が生まれる。「食の価値」は、どうすれば高めることができるのか。設計、生産システム、人的資源の観点から、適切にマネジメントするために必要なアプローチを考える。
目次
1 食の価値創造―その歴史に学ぶ(食の価値創造とは何か?―食物から食事、そして食文化への進化;栄養摂取から食事への進化―生物としてのヒトから、文明や文化をもつ人へ ほか)
2 現代に求められる価値創造―工学的観点を中心に(食の量的拡大―食の価値創造がもたらした到達点;21世紀の課題―食の質的拡充 ほか)
3 食デザインのマネジメント―Food Design Management(設計はデザインのこと?―設計とは何か;食の「製品」―食は口だけで味わうものではない ほか)
4 食の生産管理―Food Process Management(食の生産システム史―家庭から宇宙まで;ビジネスモデルと生産システム―缶詰から星付きレストランまで ほか)
5 食の人的資源管理―Human Resource Management of Food(人的資源管理とは;雇用管理―多様化する採用への対応とサービスの同時性・消滅性による難しさ ほか)
著者等紹介
新村猛[シンムラタケシ]
専門は食分野のサービス工学、人的資源管理論研究。博士(工学)。筑波大学大学院博士課程システム情報工学研究科修了。立命館大学客員教授、近畿大学客員教授、国立研究開発法人産業技術総合研究所人間拡張研究センター客員研究員、がんこフードサービス株式会社取締役副社長
野中朋美[ノナカトモミ]
専門は生産システム工学、サービス工学。博士(システムエンジニアリング学)。慶應義塾大学環境情報学部卒業、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)修士課程・後期博士課程修了。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部経営システム工学科助教などを経て立命館大学食マネジメント学部准教授。近年は、持続可能な社会・ビジネスシステム研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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