目次
宇宙と生命
歴史と現在
根本知
人間
政治的討論
政治における人間の生成
認識と価値判断
心理学と社会学
公共性
暗号
愛
死
世界の中の哲学
著者等紹介
松代和郎[マツシロカズオ]
1931年兵庫県芦屋市に生れる。1953年神戸大学経済学部卒業。1958年神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。1967年経済学博士(神戸大学)。1958‐2001年関西学院大学、神戸商科大学、大阪国際大学において教職に従事。現在、兵庫県立大学(神戸商科大学)、大阪国際大学各名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんすけ
21
二十歳前後で読み感動した本の一つ。 もし本書に出会わなかったらぼくにとって哲学は無縁の存在になったかもしれない。 本書は、ヤスパースが1964年にバイエルン放送局で行ったテレビ大学講座の記録を書籍にしたもの。 全編が「哲学は万人のもの」とする精神で満ち溢れている。 語りかけるような言葉で、高い位置までぼくたちを運んでいっているような錯覚さえ生まれてくる。 中高校生でも無理なく読める内容ではないだろうか。 もう少し言葉を選べば、小学生でも読めるかもしれない。2025/03/07
いとう・しんご singoito2
3
'65年に行われたバイエルン放送で行ったテレビ講座13回の講演録。一般向けで分かりやすく哲学を語っている。ヤスパース哲学を理解する入門書としては好適書だが、いかんせん、翻訳がいまいち。などといいつつも、今年の読了納めにふさわしい一冊でした。2021/12/30
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