目次
第1部 消費者の食品選択行動―どのように情報を処理し、食品選択をしているか(食品購買における消費者の情報処理プロセスの特質―認知的概念モデルと発話プロトコル分析;畜産物の商品選択における情報処理プロセス―決定方略と評価属性;食品購買時の提示情報量と消費者の選択行動―トレーサビリティ・システムにおける情報提供をめぐって;消費者の食品選択行動と国内産農産物、輸入農産物の消費;生鮮食品購買時における価格判断のメカニズム―米と牛乳を対象として;食品表示の情報機能、その規制と信頼性の確保)
第2部 消費者の食品評価―なにに価値をおいているのか(牛乳のおいしさと商品選択行動―価値評価構造と官能評価;消費者は牛肉をどう評価しているか;「社会貢献要素」はどう評価されるか―飼料米給与鶏卵の商品属性に対する購入者の認識)
第3部 食生活の実際と食品ロス、食育(食事の実態―組み合わせパターンに着目して;エビデンスに基づく食育の推進にむけて―日本の小学校における「味覚の授業(ルソン・ドゥ・グ)」の教育効果測定
食品を処分する際の消費者の情報処理プロセス)
著者等紹介
新山陽子[ニイヤマヨウコ]
1952年生まれ。1985年、京都大学大学院農学研究科博士課程修了。2017年まで京都大学農学研究科教授。立命館大学食マネジメント学部教授、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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