出版社内容情報
内藤正明[ナイトウマサアキ]
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嘉田由紀子[カダユキコ]
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内容説明
「琵琶湖が死の湖に!」それは1977年、大型赤潮発生から始まった。原因究明から対策立案、そして住民を巻き込んだ「せっけん運動」から「富栄養化防止条例」制定へ。こうした科学と政策の連携プレーで次々と先進的環境政策を推進した滋賀県。その理念と歴史を紐解き原動力に迫る。最新の「滋賀モデル」の構築と、原発事故を想定した放射性物質拡散シミュレーションもくわしく紹介。
目次
第1部 琵琶湖の環境保全をめざして―科学と政策と文化の融合(琵琶湖とは何か―生物進化と湖沼文化の独自性;琵琶湖政策の歴史―近代化における縦割り行政の拡大;琵琶湖の科学研究の発展―総合化への一〇〇年 ほか)
第2部 真の持続可能社会をめざす「滋賀モデル」(地域からつくる持続可能社会;持続可能な地域社会の実現シナリオ;持続可能な地域の将来社会像 ほか)
第3部 原発事故による放射性物質拡散予測への挑戦(なぜ「卒原発」を滋賀県から提唱したのか―「被害地元」知事の責任と苦悩;放射性物質は滋賀の大気でどのように広がるのか;放射性物質は琵琶湖でどのように広がるか ほか)
著者等紹介
内藤正明[ナイトウマサアキ]
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長。京都大学名誉教授。工学博士。専門は環境システム学。京都大学工学部助教授、国立環境研究所総合解析部長、京都大学大学院地球環境学堂・学舎長を経て2005年より現職
嘉田由紀子[カダユキコ]
前滋賀県知事。農学博士。専門は環境社会学。琵琶湖研究所研究員、琵琶湖博物館総括学芸員、京都精華大学人文学部教授、びわこ成蹊スポーツ大学学長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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