先住民からみる現代世界―わたしたちの“あたりまえ”に挑む

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先住民からみる現代世界―わたしたちの“あたりまえ”に挑む

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812216408
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C3036

出版社内容情報



深山直子[フカヤマナオコ]
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丸山淳子[マルヤマジュンコ]
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木村真希子[キムラマキコ]
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内容説明

アイヌやマオリなど「先住民」として権利を主張する人々。彼らは世界をどのように見ているのだろう?本書では、先住民を主体とする見方と、先住民という概念を切り口とする見方の双方を、フィールドワークをもとに描き出す。これまでとは違った世界が見えてくるかもしれない。

目次

いま、なぜ先住民か
第1部 国際社会に立つ先住民(先住民、先住の民、民の平等の完成形―先住民の権利に関する国連宣言を読み解く;声を上げた日本の先住民族―国際連合での運動がもたらした成果と課題)
第2部 国家に対峙する先住民(ビジネスと文化の交錯―ニュージーランドのマオリに見る海をめぐる二つのコンフリクト;近代国家の成立と「先住民族」―台湾と沖縄の歴史と現状;先住民の歴史を裏づける資料とは―米国のパスクア・ヤキとテキサス・バンド;先住民化の隘路―モロッコのアマズィグ人に見る植民地遺産の継承と新たな民族観の創出)
第3部 先住民という選択の可能性(国家を超えた先住民族ネットワーク―インド/ミャンマーのナガ民族とアジア先住民族連合;包摂と排除の政治力学―インドにおける指定トライブ、ビールの表象をめぐって;誰のための伝統文化か―グァテマラのマヤ系先住民に見る生業の選択;先住性と移動性の葛藤―ボツワナの狩猟採集民サンの遊動生活と土地権運動)

著者等紹介

深山直子[フカヤマナオコ]
首都大学東京都市教養学部准教授。専門は社会人類学、オセアニア地域研究

丸山淳子[マルヤマジュンコ]
津田塾大学学芸学部准教授。専門は人類学、アフリカ地域研究

木村真希子[キムラマキコ]
津田塾大学学芸学部准教授。専門は社会学(エスニシティ)、南アジア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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thugu

0
ボツワナの狩猟採集民族サンの、「先住性と移動性の葛藤」が面白かった。先住性を示すためには、そこにもともと居たということを証明しなければならないが、移動して暮らす人々には簡単に当てはめる事ができない。(そしてそれは配慮されない。)また、土地に戻ることができたのは、先住民運動に加わることが可能で、同時に経済力を持った「成功者」たちであった。やりきれないなと思った。以下、印象に残った箇所。〈その「多」を構成するそれぞれの間での関係は決して対等なものではなく、必ずやどこかに社会的弱者になるらゆく人々がいる。〉2021/02/07

海星梨

0
初めて知ることばかりで目をキョロキョロさせつつ読みました。ときに憤りを感じつつ、ときにやるせなさを感じつつ。2018/08/29

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