出版社内容情報
鮎川潤[アユカワジュン]
関西学院大学法学部教授
内容説明
近代社会として類似に見える日本社会と西欧社会との違いについて、著者の体験・経験とともにその淵源をたどっていく。その過程で見えてくる新しい視点をとおして犯罪と刑事政策を学ぶ。
目次
第1章 文化への感受性―ことばと思い込み
第2章 宗教―キリスト教への理解
第3章 経済社会―「プライド」と「グリード」
第4章 女性―犯罪にも言及して
第5章 メディア―出演経験から犯罪報道を考える
第6章 人権―世界的視点から
第7章 芸術と犯罪―オペラ・ミュージカル・バレエ
第8章 司法―政治家の犯罪を中心として
終章 明日への希望を託して
著者等紹介
鮎川潤[アユカワジュン]
現職、関西学院大学法学部教授、博士(人間科学)。犯罪・少年非行、刑事政策、逸脱行動・社会問題などを研究。保護司、学校法人評議員、更生保護法人評議員、少年院視察委員会委員。経歴、1952年3月愛知県に生まれる。東京大学卒業、大阪大学大学院人間科学研究科後期博士課程中途退学。松山商科大学(現松山大学)、金城学院大学を経て、2004年から関西学院大学。スウェーデン国立犯罪防止委員会、南イリノイ大学カーボンデール校フルブライト研究員、ケンブリッジ大学、ウィーン大学およびデラウェア大学の客員研究員。中国吉林大学への派遣教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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