出版社内容情報
宗教哲学会［シュウキョウテツガクカイ］
目次
特集「学知・仏教・信仰」（宗教と哲学―清沢満之の思索；鈴木大拙における「禅」の発見；近代日本仏教の一場面―井上円了の仏教復興活動について）
論文（死を語る言葉をどのように聞くか―ハイデガー『存在と時間』における「死の実存論的な分析」について；宗教史の哲学―ベルリン期ヘーゲル宗教哲学におけるその展開と意義；鈴木大拙における妙好人研究の位置づけ）
書評（薗田坦著『無底と意志‐形而上学―ヤーコプ・ベーメ研究』；長谷正當著『本願とは何か―親鸞の捉えた仏教』；土井健司著『救貧看護とフィランスロピア―古代キリスト教におけるフィランスロピア論の生成』；井上克人著『“時”と“鏡”超越的覆蔵性の哲学―道元・西田・大拙・ハイデガーの思索をめぐって』；Ｃｈｒｉｓｔｏｐｈｅｒ Ｈａｒｄｉｎｇ，Ｉｗａｔａ Ｆｕｍｉａｋｉ，Ｙｏｓｈｉｎａｇａ Ｓｈｉｎ’ｉｃｈｉ（ｅｄｓ．）Ｒｅｌｉｇｉｏｎ ａｎｄ Ｐｓｙｃｈｏｔｈｅｒａｐｙ ｉｎ Ｍｏｄｅｒｎ Ｊａｐａｎ）
第八回学術大会 研究発表要旨（Ｈ．Ｇ．ガダマーの解釈学における“有限性”の概念；レヴィナスにおける民主主義；常識と歴史―ジョン・ヒックの二つの論理；Ｊ‐Ｌ・マリオンの現象学的神－論における「応答」の成立根拠の解明へ向けて―現象学的人間論としての側面から）
