出版社内容情報
宇高雄志[ウタカユウシ]
兵庫県立大学環境人間学部教授
内容説明
多民族国家マレーシアにおける民族共住の動向を建築学の視点で描き出す。1990年と2010年代のフィールドワークをもとに、カンポン(村)、世界遺産都市、開発フロンティアの新都市、斜陽化する団地、新首都造営地など、開発により変貌する生活空間の20年間を論じる。
目次
第1部 進む開発と変貌する多民族社会(多民族社会における生活空間の変貌を捉えて;国土開発と国民生活の動向―1990~2010年代)
第2部 変貌する生活空間と多民族社会―1990~2010年代(村落―開発と伝統のはざまで;都心―再編される市街地と観光開発;周縁―継承されたフロンティア空間;郊外―落日の郊外団地と膨張する首都圏)
第3部 多民族“共住”のこれから(民族共存と生活空間の継承にむけて)
著者等紹介
宇高雄志[ウタカユウシ]
兵庫県立大学・環境人間学部教授。建築を専攻。1969年、兵庫県生まれ。1997年から広島大学に勤務。その間マレーシア科学大学およびシンガポール国立大学の研究員。2005年より兵庫県立大学に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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