出版社内容情報
川橋範子[カワハシノリコ]
名古屋工業大学教授
小松加代子[コマツカヨコ]
多摩大学教授
内容説明
女性にとって宗教は呪縛をもたらすのか?あるいは解放をもたらすのか?フェミニスト人類学のアプローチにより同時代の多様な社会における女性の宗教実践を掘り起こす。
目次
序章 宗教研究とジェンダー研究の交差点
第1章 フェミニスト人類学がまなざす女性と宗教
第2章 ロマン化されたイメージに抗う―日本における霊山と女性行者
第3章 宗教言説を使う、開く―エジプトのムスリム女性とイスラーム
第4章 宗教と民族の境界を護る、越える―民主化後のミャンマーにおける宗教対立と女性
第5章 仏教儀礼を支える、変える―中国シーサンパンナのタイ族女性と上座仏教
第6章 信じること、あてにすること―インドにおける不妊女性の宗教実践の選択
第7章 日常の中の宗教性―日本におけるスピリチュアリティと女性
著者等紹介
川橋範子[カワハシノリコ]
名古屋工業大学大学院教授。専門は宗教学、文化人類学
小松加代子[コマツカヨコ]
多摩大学教授。専門は宗教学、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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