出版社内容情報
有賀健高[アルガケンタカ]
石川県立大学生物資源環境学部准教授
内容説明
福島第一原発事故後に起こった被災地産品の買い控え行動は風評被害だったのか、合理的な危険回避行動だったのか?全国約9000人の消費者調査によって検証。復興支援に役立つデータが満載。
目次
第1章 農林水産物の放射能汚染(福島第一原子力発電所事故;放射性物質に関する基礎知識;原発事故後の農林水産物における放射性物質検出の実態)
第2章 風評被害とは何か(風評被害とは?;風評被害の起こる原因)
第3章 農林水産物市場の動向(原発事故後に価格が変化する原因;2011年前後の原発付近の農林水産物市場の動向;原発近辺の農林水産業への影響)
第4章 消費者意識と購買意欲(アンケートの概要;過半数が買っても良いという食品―キュウリ、リンゴ、牛肉、豚肉;半数が買っても良いという食品―生シイタケ、鶏卵、マグロ;過半数が買いたくないとう食品―米、ミネラルウォーター、ワカメ;購買意欲に影響を与える要素)
第5章 風評被害はあったのか?(食生活と風評被害;放射線に関する知識の有無と風評被害;社会的属性と風評被害;風評被害を防ぐには)
著者等紹介
有賀健高[アルガケンタカ]
石川県立大学生物資源環境学部生産科学科准教授。2010年ロードアイランド大学環境資源経済学科博士課程修了。Ph.D.(環境資源経済学)ロードアイランド大学リサーチアシスタント、地球環境戦略研究機関研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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