黒人ハイスクールの歴史社会学―アフリカ系アメリカ人の闘い1940‐1980

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黒人ハイスクールの歴史社会学―アフリカ系アメリカ人の闘い1940‐1980

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  • サイズ A5判/ページ数 266,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812215562
  • NDC分類 372.53
  • Cコード C3036

出版社内容情報



ジョン・L・ルーリー[ジョンエルルーリー]

シェリー・A・ヒル[シェリーエーヒル]

倉石一郎[クライシイチロウ]

久原みな子[クハラミナコ]

末木淳子[スエキジュンコ]

内容説明

黒人のハイスクール卒業率向上にむけた闘いとその背後にある差別、地域、家族などの社会背景を、オーラルヒストリーを縦糸に、計量社会学的分析を横糸にして描き出す。この闘いは不公正への抗いであり、後の世代の道を切り開く手段であり、新たな問題の火種となった―。

目次

第1部 進学機会の拡大(一九四〇年代の南部;大転換―「平等化」と中等教育;南部以外での不公正、差別、そして発展(一九四〇‐一九六〇))
第2部 平等のための闘い(黒人の若者と都市の危機;人種隔離との戦い;アフリカ系アメリカ人のハイスクール経験への視座)

著者等紹介

ルーリー,ジョン・L.[ルーリー,ジョンL.] [Rury,John L.]
カンザス大学教育学部・歴史学部教授

ヒル,シェリー・A.[ヒル,シェリーA.] [Hill,Shirley A.]
カンザス大学社会学部教授

倉石一郎[クライシイチロウ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。東京外国語大学外国語学部助教授などを経て、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は教育学・教育社会学

久原みな子[クハラミナコ]
ウィスコンシン大学マディソン校教育政策研究科修士課程修了。(株)日本教育研究所研究員。専門は比較教育・高等教育史

末木淳子[スエキジュンコ]
京都大学文学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程在籍。専門はアメリカ児童文学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

s-kozy

64
1940年代から70年代までの米国で黒人が白人並みに高校に就学できるようになるまでの闘いと背後にある差別や地域差などの社会背景を分析、研究した本書。非常に力作であると感じた。80年代に入り、高校への通学が普通のことになると相対的な学力は70年代と変わらないか、それ以前よりは低下したという結果は興味深い。これは「黒人コミュニティにおいて、教育を支援する力が経済構造の変化等により奪われてしまった」(234頁)ためだという。「教育の過程を支える際のコミュニティと家族の重要性」は国を問わず変わらないのであろう。2017/02/09

Fumi Kawahara

2
人種差別撤廃を訴えて戦い続け、高校における教育の平等を訴えて人種統合を政治的に進めたりした結果、相互補助的だった地域が失われ、壊れていく黒人コミュニティ。1940年~70年まで、公民権運動を背景にして、高校での人種統合が進んでいる間は高揚感で希望を持って学べたものの、高校が「特別なもの」でなくなってしまった80年代以降は、失業が増加。シングルマザーの黒人世帯が約7割にも上り、もはや家庭での躾もできず・・・強引に白人の中に移動させて「平等」をはかるより、ゆっくりと地域で改善していった方が良かったんでは?2021/08/18

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