教育支援と排除の比較社会史―「生存」をめぐる家族・労働・福祉

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教育支援と排除の比較社会史―「生存」をめぐる家族・労働・福祉

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  • サイズ A5判/ページ数 307,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812215555
  • NDC分類 369.02
  • Cコード C3020

出版社内容情報



三時眞貴子[サントキマキコ]
広島大学大学院教育学研究科准教授

岩下誠[イワシタアキラ]
青山学院大学教育人間科学部准教授

江口布由子[エグチフユコ]
高知工業高等専門学校総合科学科准教授

河合隆平[カワイリュウヘイ]
金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授

北村陽子[キタムラヨウコ]
愛知工業大学基礎教育センター准教授

内容説明

福祉国家体制が形成されつつあった十九世紀末~二十世紀半ばにおいて、家族・福祉・労働という「生存」に関わる領域で行われた社会的弱者(孤児、障害者、不登校児など)に対する教育(への/による)支援と、それが孕む排除性に焦点を当てようとする歴史研究。

目次

教育社会史研究における教育支援/排除という視点の意義
第1部 生命を支援する―揺れ動く家族(「福祉を通じた教育」の選別と子ども―赤いウィーンの子ども引き取りと里親養育;未婚の母の救済/非嫡出子の放逐―二〇世紀前半アイルランド社会の「道徳性」;「支援に値する」家族の選別における道徳と返済能力―ハンガリーの「生産的社会政策」(一九四〇‐一九四四)と地域社会)
第2部 生活を支援する―就学・福祉・コミュニティ(地域による「精神薄弱児」への支援と排除―二〇世紀前半のイングランドの職業センター;長期欠席者対策にみる国民国家の再編―戦後高知県の福祉教員制度;重症心身障害児の生存と教育―重症児施設「花明・木の花学園」における学校教育の成立)
第3部 生計を支援する―就労と家族・地域・企業(「労働の訓練/教育」による浮浪児への支援―一九世紀末のマンチェスタ認定インダストリアル・スクール;企業福祉としての教育支援―二〇世紀前半キャドベリー社の補習教育と人材育成;障害者の就労と「民族共同体」への道―世界大戦期ドイツにおける戦争障害者への職業教育)
教育支援研究のゆくえ/おわりに

著者等紹介

三時眞貴子[サントキマキコ]
1974年、福岡県生まれ。広島大学大学院教育学研究科准教授

岩下誠[イワシタアキラ]
1979年、栃木県生まれ。青山学院大学教育人間科学部准教授

江口布由子[エグチフユコ]
1974年、東京都生まれ。高知工業高等専門学校総合科学科准教授

河合隆平[カワイリュウヘイ]
1978年生、福井県生まれ。金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授

北村陽子[キタムラヨウコ]
1973年、愛知県生まれ。愛知工業大学基礎教育センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆう。

23
僕にはとても難しい内容でした。福祉国家が成立しつつあった時代に教育が「生存」をめぐる領域でどのような支援がなされてきたのか、また排除性があったのかを研究した内容となっています。そこには教育と福祉との関係が深く考えられていたように思います。終章で教育現場には常に生存に関わる福祉があり、福祉領域にも人として過ごすための学びがあると指摘され、教育と福祉が織りなす磁場を教育支援という視点から共通して研究することが課題としてあったと述べられていますが、それは今日的にも鋭く問われている研究課題だと思いました。2016/11/29

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