目次
第1部 変革する南アジアの教育制度(インドの教育制度―国民国家の教育制度とその変容;パキスタンの教育制度の特徴と課題;バングラデシュの教育制度―多様な担い手による普及と政策)
第2部 教育機会の拡大と多様化(初等教育の就学における社会階層間格差―ビハール州農村の事例から;インドの初等教育における有償教育の拡大―デリーの低所得地域における低授業料私立学校と有償の補習指導;インドにおけるノンフォーマル教育とNGO―デリー、ストリートチルドレンを対象とした教育実践と子どもの権利;チェンナイにおけるSC/ST/OBCs学生の学歴形成と教育制度;パキスタンにおける識字教育―パンジャーブ州識字行政改善プロジェクト(2004‐2007)より
パキスタンにおけるマドラサ改革の問題
バングラデシュにおけるマドラサ教育の複線性と多様性)
第3部 教育のモビリティ(インド高等教育におけるテクニカル教育ブーム―ウッタル・プラデーシュ州ワーラーナシーのマネジメント教育の事例的検討;若者の教育と雇用―デリー低所得地域の調査から;南インド村落の30年―職業と教育の変化を中心に;教育第一世代の教育経験―バングラデシュにおける教育と社会移動)
著者等紹介
押川文子[オシカワフミコ]
京都大学名誉教授
南出和余[ミナミデカズヨ]
現職、桃山学院大学国際教養学部准教授。専攻、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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