新人間論の冒険―いのち・いやし・いのり

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  • サイズ B6判/ページ数 287,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812215043
  • NDC分類 114
  • Cコード C3014

目次

第1部 外なる自然と内なる自然(持続可能な世界とディープ・エコロジー思想―隠れた局面を見すえて;日本の新宗教における自然観―世界救世教と白光真宏会;WHO憲章「健康」定義の問題から見えてくるもの―spritualityと医療と宗教)
第2部 霊性の人間論に向けて(人間の事柄としてのスピリチュアルケア;女性性と霊性;霊性の人間学は可能であるか;生者と死者のスピリチュアルケア)
第3部 祈り―宗教と科学の接点(祈りの光学と変容する自己理解―役者と役柄の比喩を援用して;祈りの治癒効果に関する先行研究が示唆するもの―スピンドリフトとベンソンの研究を手がかりとして;「癒し」と「祈り」の根底にあるもの)

著者等紹介

棚次正和[タナツグマサカズ]
1979年京都大学大学院文学研究科博士課程(宗教学専攻)単位取得満期退学。1992年筑波大学哲学・思想学系助教授(宗教学・比較思想学)。1998年筑波大学哲学・思想学系教授(宗教学・比較思想学)(~02年)。2002年京都府立医科大学教授(人文・社会科学教室)。2003年京都府立医科大学大学院医学研究科教授(医学生命倫理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マウンテンゴリラ

2
心身二元論に基づく近代社会と、それを脱却できずに、人口問題、環境問題、資源問題、平和問題等の様々な難題を抱える現代社会。近代的枠組みに毒された私自身にとって、容易に理解できる内容ではなかったが、著者が示すような方向性が必要であろうということは、漠然とながら感じることが出来た。その方向性とは、なにも人類にとって未知の領域ではなく、古来より人類にあった命の根元、個人的な生命を超越した霊性といったものへの眼差しを取り戻すことと言えるのかもしれない。→(2)2017/10/07

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