内容説明
世界につながる魅力ある街。アジアとの関係から、伝統芸能、現代音楽、スポーツ、屋台の分析まで、「国際」と「地際」を織り交ぜながら、専門家がやさしく案内。
目次
第1部 国際交流の歴史都市・福岡(アジアに繋がる街・福岡;朝鮮通信使と福岡藩;古地図のなかの福岡・博多;九州北部の鉄道のあゆみ―戦後の復興と交流を中心に)
第2部 福岡の魅力(音楽都市・博多―ポピュラー・ミュージシャン大量輩出の由来試論;スポーツを通じてみた福岡;アジアへの想像力―頭山満・夢野久作・尹東圭をめぐって;博多の夜は屋台で飲もう―古代の食から博多ラーメンまで)
第3部 キリスト教文化の普及(福岡のキリスト教史;近代化する福岡市におけるキリスト教文化)
第4部 福岡副都心・西新の「値」「知」「地」(ユニーク大学博物館;破られた安全神話―福岡県西方沖地震と警固断層;地域社会における文化の観光資源化の実践とその可能性―福岡市の副都心・西新地区を事例にして)
著者等紹介
高倉洋彰[タカクラヒロアキ]
西南学院大学国際文化学部教授。専門分野は考古学・博物館学
宮崎克則[ミヤザキカツノリ]
西南学院大学国際文化学部教授。専門分野は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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