シリーズ・アメリカ・モデル経済社会
アメリカの労働組合運動―保守化傾向に抗する組合の活性化

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812210604
  • NDC分類 366.625
  • Cコード C3033

内容説明

グローバル化による産業構造と労働編成の転換の中で、重厚長大産業の労働組合を中心とするビジネス・ユニオニズムが行詰る。労働組合運動の再活性化のために、低賃金労働者の積極的な組織化や、社会運動との連携が進められる過程が描かれる。

目次

序章 本書の問題意識と目的
第1章 ビジネス・ユニオニズムと社会運動ユニオニズムのはざまで揺れる労働組合運動
第2章 社会運動ユニオニズムへの回帰
第3章 AFL‐CIOの改革と分裂
第4章 組合の組織化活動
第5章 ウォルマート社との攻防
第6章 オルタナティブ運動と国際活動
第7章 組合の政治活動
終章 結論と提言

著者等紹介

ウェザーズ,チャールズ[ウェザーズ,チャールズ][Weathers,Charles]
1956年生まれ。現在、大阪市立大学大学院経済学研究科教授(労使関係・政治経済学担当)。最近の研究課題:日本の女性・非正規雇用者問題、日米豪の組合活性化

前田尚作[マエダショウサク]
1937年生まれ。元帝塚山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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羽生沢

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アメリカの圧力政治を知る上で避けて通ることのできない労働組合の歴史をダイナミックに描いた研究書。著者はリベラル派で労組贔屓が目立つが、労働組合運動の変遷が良くまとめられていて非常に読みやすかった。労組との結びつきの強い民主党政権のアメリカとの関係を考える上でも非常に有意義な一冊。2014/05/01

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