内容説明
今、うつ病治療に作業療法の技術が求められている。時代の流れに対応した内容。作業療法士必読。
目次
第１章 うつ病の症状と障害の理解
第２章 うつ病治療と作業療法の現状と問題点
第３章 うつ病治療におけるチーム医療の考え方
第４章 うつ病治療の経過からみた作業療法のあり方
第５章 職業別にみる作業療法
第６章 自殺の理解と作業療法における注意点
第７章 うつ病治療における作業療法の課題
著者等紹介
徳永雄一郎［トクナガユウイチロウ］
医療法人新光会理事長、兼、不知火病院院長。福岡大学医学部臨床教授。１９４８年５月福岡県大牟田市生まれ。１９６８年福岡県立明善高等学校卒。１９７６年昭和大学医学部卒。１９８２年福岡大学大学院医学専攻科（精神分析学）卒業。１９８２年福岡大学医学部講師。１９８６年不知火病院院長。１９８９年日本で初めて勤労者を対象にしたうつ病専門治療病棟「ストレスケアセンター・海の病棟」を開設（同センター：福岡県建築文化大賞、日本病院建築賞受賞）
早坂友成［ハヤサカトモナリ］
博士（保健医療学）、作業療法士。１９９９年医療法人昨雲会飯塚病院。２００２年医療法人宇都宮新直井病院。２００５年国際医療福祉大学助手（福岡リハビリテーション学部）、医療法人新光会不知火病院。２００６年国際医療福祉大学助教（福岡リハビリテーション学部）。２００９年大阪保健医療大学講師（保健医療学部）、阪尾なんばメンタルクリニック。主要研究領域は、うつ病患者の職場適応能力に関する研究と統合失調症患者の視覚認知機能の検証で、日本うつ病学会、日本精神障害者リハビリテーション学会、日本臨床神経生理学会などに所属している
稲富宏之［イナドミヒロユキ］
博士（医学）、作業療法士。１９９２年医療法人社団相和会中村病院。１９９７年長崎大学医療技術短期大学部作業療法学科助手。２００１年長崎大学医学部保健学科作業療法学専攻助手。２００６年長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻助手。２００８年兵庫医療大学リハビリテーション学部准教授。紙と鉛筆や物差しなどの身近な道具を用いた精神機能評価の確立を目指している。その評価法を精神科リハビリテーションに応用して、統合失調症やうつ病のある対象者の回復プロセスを支援する研究に取り組んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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