自由と統一への長い道〈2〉ドイツ近現代史1933‐1990年

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  • サイズ A5判/ページ数 637,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812208342
  • NDC分類 234.05
  • Cコード C3022

出版社内容情報

1990年のドイツ統一を歴史の消尽点とする「ドイツ特有の道」論に基づき、西欧型の「正常な国民国家」の実現に至るドイツの長い「西方への道程」を描く。

内容説明

「ドイツの破局」から分断国家へと続く戦後「ドイツ特有の道」が、東西統一のなかで終焉にいたるドイツ現代の歴史的諸相を「ポスト古典的国民国家」論から考察する。

目次

第1章 ドイツの破局―1933~1945年(政治的救済宗教としてのナチズム;国会議事堂放火から全権委任法へ ほか)
第2章 民主主義と独裁―1945~1961年(歴史の切れ目としての1945年;冷戦とドイツ分断の開始 ほか)
第3章 二国家・一国民―1961~1973年(「シュピーゲル」事件と西ドイツの政治文化;アデナウアー時代の終焉 ほか)
第4章 接近と疎隔―1973~1989年(ヴィリー・ブラントの辞任;イデオロギーによるアイデンティティ―「社会主義的国民」としての東ドイツ ほか)
第5章 自由のなかの統一―1989~1990年(逃亡と反対派―東ドイツの抗議運動;中東欧の激動への西ドイツの反応 ほか)

著者等紹介

ヴィンクラー,ハインリヒ・アウグスト[ヴィンクラー,ハインリヒアウグスト][Winkler,Heinrich August]
1938年、ケーニヒスベルク(現在のカリーニングラード)に生まれる。1957年から1963年まで、ミュンスター、ハイデルベルク、テュービンゲンの各大学にて歴史学、政治学、哲学、公法を学ぶ。1963年、テュービンゲン大学にて博士号を取得したのち、1964年から1970年までベルリン自由大学の助手を務める。1970年、ベルリン自由大学にて教授資格を取得し、ベルリン自由大学教授となる。1972年よりフライブルク大学教授、1991年から2007年までベルリン・フンボルト大学教授を務めたのち、2007年3月に停年退官し、現在に至る

後藤俊明[ゴトウトシアキ]
1952年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。愛知学院大学商学部教授

奥田隆男[オクダタカオ]
1950年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。名古屋外国語大学現代国際学部教授

中谷毅[ナカタニツヨシ]
1961年生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。愛知学院大学法学部教授

野田昌吾[ノダショウゴ]
1964年生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。大阪市立大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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