内容説明
農業が環境を破壊する？人がいなくなれば生物多様性は豊かになる？水危機は何度もやってきた？歴史は繰り返す…？地球環境問題の根源は「人間文化の問題」。地球環境問題の根本的な解決をめざす地球研のとりくみを紹介。
目次
１ 環境史・文明（古代インダス文明に学ぶ；遊牧民が生んだ「移動」の知恵 ほか）
２ 食・資源（人が増えればキノコは変わる；東南アジアのモチ食い文化 ほか）
３ 多様性（生物多様性の効用；微生物とのつきあい方 ほか）
４ 循環（地球規模の物質循環を追跡する；廃鉱山の枯れ葉に学ぶ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taming_sfc
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2008年刊行の総合地球環境学研究所編による著作。非常に幅広く、学際的に、環境問題へアプローチした啓蒙書。中学生以上の一般読者が読むのに最適な形であり、啓蒙書としては非常にすばらしい。なにより、環境問題の学際性が認識できることがよい。2010/07/25
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