目次
巻頭エッセー 明治哲学の貧困
東洋と西洋の統合―明治の哲学者たちの求めたもの
近代の「知」としての哲学史―井上哲次郎を中心に
明治における西洋哲学の受容―J.S.ミルの“circumstances”と“conditions”に対する福澤諭吉と西周の解釈
西田哲学の「真景」
宗教的「個」の課題―「精神主義」における自己と他者
「種の論理」の生成と変容、その現代的意義
対話 「二重の周縁から見通す」ことの哲学―『坂部恵集』5における日本哲学の可能性をめぐって
遊戯する神―書評に答える
-
- 和書
- 辻邦生全集 〈2〉