内容説明
人工知能にあきたりぬ研究者が切り拓くトータルな人工精神への道。対人恐怖症と『論語』の分析から、フロイト・モデルを超えた新たなモデルと「精神の自然科学」を提唱する。
目次
「設計」から見る精神・進化・思想
第1部 超超自我の発見―対人恐怖からの展望(精神の三権分立とその生成過程―構造描写;人生のコールバーグ曲線、三島由紀夫らの;K2(規範)期の重圧、被覗妄想と自殺 ほか)
第2部 超超自我の進化―三権はいかに設計されたか(その進化はどんな問題解決をしたか、「設計」の立場から;“内なる行政府”の圧倒;規範遵守には“内なる司法府”の強迫が必要 ほか)
第3部 超超自我の仕事―孔子に見る立法の営み(普遍社会への進化論的ギャップ、どう乗り越えるか;その社会設計を、刑罰社会や古代ローマと比較して;孔子思想の骨組み、その目的と方法 ほか)
著者等紹介
高橋英之[タカハシヒデユキ]
1944年愛媛県伊予三島市(現・四国中央市)に生れる。1967年京都大学理学部物理学科卒業。1972年同大学院修了(専攻分野は情報科学)。1975年同理学博士。日本大学理工学部情報科学専攻および数学科教授。専攻は人工精神論、コンピュータ価値論理学、精神~社会相関論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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